前回は、「女性のライフイベント」の保育園探しの頃を思い出してみました。
今回は、保育園入園の頃について思い出してみました。
ただ、あくまでも「私の場合」という事なので、参考程度にお読みくださいね。
③保育園時代と2人目の出産 ~保育園入園編~
長女を出産したのが3月4日。
3カ月を過ぎた時点なので、たぶん6月10日から入園だったと思います。
(あまりに昔の事なので記憶が定かではありませんが・・・)
まずは、慣らし保育。1日1~2時間預けるところからスタートしました。
初日の9:00頃だったかな?保育園に行くと、たくさんの園児が紙おむつのまま、
ウロウロ歩いている姿を見て、びっくり!
(え?なんでズボンはいてないの?!)
・・・後から判ったのですが、朝のトイレトレーニングの時間でした。(笑)
まだ、首が座るかどうかの娘を先生に預けると、いきなり大泣きしていました。
思わず躊躇しましたが、先生は手慣れたもので、
大泣きする娘を全く気にせず、ヒョイと抱きなおしながら
「大丈夫ですよ~。お迎えは11:00頃来てくださいね~。」と笑顔。
「あ、はい・・・よろしくお願いします。」
と言って、保育室を出ました。
泣き声は、さらに大きくなり、園庭を通って門を出る所までずっと聞こえていました。
保育園の門を閉めながら、ものすごく罪悪感を覚え、自分もボロボロ泣いてしまいました。
「本当に、ここまでして、会社に復帰する必要がある?」
「あんなに大声で泣いて、迎えに行くまで2時間泣きっぱなしだったりしないかな?」
「やっぱり、復帰をやめて、このまま一緒に過ごして幼稚園という選択肢もあるんじゃない?」
色んな事を考えてしまい、ずっと泣きながら、バスで家に帰りました。
(周りから見れば、かなり変な人だったでしょうね。)
娘が産まれてから、24時間常に一緒だったのに、初めて他人の手に渡し、
長時間離れる(たった2時間ですけど・・・)
こんなに辛いことなのか。と実感しました。
まさに、自分の体の一部を持って行かれたような感覚でした。
途中、ふと団地の中を見渡すと、桜の木はすでに葉桜になっていて、緑の葉がとてもきれいでした。
「あ・・・そういえば今年、桜の花が咲いてるのもゆっくり見てなかった。」
ふと、産後の3カ月、ずっと家にいて、ほとんど外に出ていなかった事に気づきました。
「そっか・・・一人で歩くの、3カ月ぶりかぁ。」
すっぴんで、ジーパンにパーカー姿。なんだか、自分だけが社会から取り残された気分になりました。
それから、2時間が経過するのを今か今かと思いながら、慌ててお迎えに行きました。
保育園の門の前に来ると・・・泣き声が聞こえない。え?逆に、大丈夫なのか?!
すごく不安になり、園庭を走って保育室に行くと・・・
思いっきり、爆睡してました~!!
しかも、両手を大きく広げて、大の字で。
(家のベビーベットでも、いつもこうやって寝てましたけど。)
え?寝てる?まさか死んでないよね?!
「先生!大丈夫でしたか?泣きませんでしたか?」
「ええ。あの後、すぐに泣き止んで、それからずっと寝てますよ。
あら、そういえば、ミルクも飲んでないわね~。」
親の心、子知らず・・・初めて体験しました。
それから2週間。少しづつ時間を延ばして、慣らし保育はあっさりと終了。
「よく寝る、とてもいい子」と、先生達からも評判が良かったみたいです。
そういえば、保育園初日に、あんなに泣いた私でしたが、慣らし保育中にもう一つ思い出しました。
「産休に入る前、休みに入ったら、家の中をきれいに片づけて、
出産や子育てに万全な体制を取ろう!」
・・・と思っていたのに、産休3日目で気づいたんですよね。
「ずっと家にいるからって、家の中が綺麗になるわけではない。」
「もしかして、時間がないほうが、そこそこ効率良く片付けられるんじゃない?」
だから、3カ月で保育園に預けて復帰という選択をしたんですね。
次回は、二人目出産の頃を思い出しながら、書いてみたいと思います。
投稿者プロフィール

-
日本産業カウンセラー協会認定・産業カウンセラー、中央労働災害防止協会認定・THP心理相談員、ジョブカード作成アドバイザー
詳細はこちらをご覧ください。https://cc.ab-q.co.jp/counseling/counselor/
最新の投稿
- 2019.01.30スタッフブログハラスメント研修
- 2018.09.10スタッフブログ管理職研修をさせていただきました。
- 2018.08.21お知らせ企業様の活用事例を追加しました。
- 2018.07.26スタッフブログ社内研修を実施させていただきました。