専業主婦と兼業主婦。どっちがいいの?という議論は、昔からよく目にします。

また、PTA役員を決めるときに一触即発しそうなのが、働いているかどうかという点。

そもそも、専業主婦と兼業主婦・・・どんな感じなのか?ちょっと考えてみました。

 

まず、専業主婦。

文字通り、家事・育児などの主婦業に専念している方の事です。

ただ、これはかなり大変なものだと思うのです。

家にいる分、家の中が綺麗なのが、当然のことのように言われることは多々あるでしょう。

でも、子供が小さい時期、家の中が、常に完璧に綺麗なんてこと、まずありません。

一日中、子供の世話をするのは自分だけで、他の人に任せることもほとんどありませんから、

そういった面で、ストレスも溜まるのではないでしょうか。

わたしが、最初に専業主婦は無理だと思ったのは、

「わたしが一日中家にいたからと言って、家が綺麗になるわけではない」

という事に気付いたからです。

そして、家にいるのに片付いていない事で、自己嫌悪にもなりました。

むしろ、時間があると思うと、「いつでもできる」と思ってしまい、結局片付かない。

かえって、「今やらなければ、時間がない!」と思うほうが素早く片付けられるんです。

(まあ、これは性格の問題もあると思うんですけどね。)

 

次に、兼業主婦。

一定時間を会社の労力として使い、その対価として給与をもらう。

子供がいないうちは、フルタイムでも、そこまで支障はないでしょうが、

やはり仕事と育児・家事の両立が難しいと、一般的に言われます。

しかし、経済的な理由で働かなくてはいけない方もいれば、

扶養範囲内で働く方もいて、働き方は人によって違います。

家にいる時間が少ない分、家事もバタバタこなすことになるでしょう。

平日行事などに参加することも厳しく、

子供の学校行事に参加できない方もいるでしょう。

でも、子供が大きくなった時、自分が社会とのつながりを大切にし、

働いてきたということを自分自身の成長として、実感することもできます。

 

では、どちらがいいのでしょうか?

 

「どちらがいい」という結論は、おそらく絶対に出ないと思います。

どちらがいいとか悪いとか、そういう考え方ではありませんから。

ただ、「自分の意思で決める」という事が、一番大切だと思うのです。

自分はどうありたいのか。家庭・仕事・子育て、どこに重点を置きたいのか。

これは人によって違いますし、考え方もいろいろです。

また、時期によっても異なるでしょう。

「子供から手が離れた」と思うタイミングも、人それぞれです。

ただ、専業主婦と兼業主婦が対立!みたいな事も、ちょっとおかしいと思うのです。

専業主婦の方が、兼業主婦の悪口を言ったり、逆のパターンもありますが・・・。

そもそも、どちらにするかを決めたのは、ご自分だったり、家族と相談した上での事でしょう。

自分で選んだ生き方をしているのであれば、違う生き方をしている人の悪口にはならないと思うのです。

 

兼業主婦に対して「働いているから、子供がかまってもらえなくてかわいそう」とか、

専業主婦に対して「一日中家にいるのだから、時間があるだろう」とか、

はっきり言って・・・お互いに、余計なお世話です。(笑)

専業主婦には専業主婦の、兼業主婦には兼業主婦のメリット・デメリットがそれぞれあります。

自分と同じ立場ではないから否定するという事が、そもそもおかしいと思うのです。

何度も言いますが、どちらがいいとか悪いとか、そういう考え方ではありません。

お互いに、大変な部分があるという事を尊重できる人になりたいものです。

 

そして、自分がこうしたいと思った時、行動してみることは、とても大切です。

一生、ずっと同じ生活をしなければいけないという事ではないので。

投稿者プロフィール

寄能 寛子
寄能 寛子
日本産業カウンセラー協会認定・産業カウンセラー、中央労働災害防止協会認定・THP心理相談員、ジョブカード作成アドバイザー
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