最近、「コミュニケーション力」を考える場面によく遭遇します。

また、企業の採用面でも「コミュニケーション力」を重視するところが増えています。

そもそも、コミュニケーションって定義は何だろう?と思い、Wikipediaで検索してみました。

私が目についた所だけ抜粋すると・・・

  • 感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情面に気を配って、意味をわかちあい、信頼関係を築いてゆく能力。
  • 非言語的な要素(相手の表情、眼の動き、沈黙、場の空気など)に十分に注意を払うことで、相手の気持ちを推察する能力(非言語コミュニケーション
  • 上記の非言語的な要素により知った相手の気持ちを尊重して、相手に不快感を与えないタイミングや表現で、自分の感情や意思を相手に伝える能力
  • 意思疎通、協調性、自己表現能力

そう。信頼関係を築いてゆく能力。

信頼関係って、すぐに築くことはできないものですが、相手の立場に立って物事を考えることが重要だと思います。

例えば、同じことを言っても、声のトーンが低かったり、言い方がキツイと、相手には受け入れてもらえない場面ってあると思うのです。

また、言葉が不足している場合も相手に不快感を与え、トラブルにつながる可能性は高くなります。

 

①「この書類ではダメです。やり直してください。」

②「この書類ではダメです。この部分を修正してください。」

①では、何が悪いのか、どこをやり直せばいいのかも、全く判りません。相手には何も伝わりません。

②では、修正する部分は判りますが、何だか命令・指示されているような気分になりませんか?

事務的な作業をする場合でも、この「言い方」や相手に対する伝え方が大切です。

しかも、相手にひと手間かけてもらう事に対してお願いする姿勢やなどを入れるとコミュニケーション力のある会話になります。

 

③「この書類のこの部分を修正していただけると助かります。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。」

私は、「助かります」という表現をメールなどでもよく使います。「助かる」は「困っている」の裏返しです。

書類の不備が、その後の自分の仕事に影響するのであれば、そりゃあ、助けてもらったほうがいいですよね?

 

また、修正するという事は、相手に2度も書かせる手間をかけていると考えれば、「お手数をおかけします」となります。

自分が言われた場合、「修正とか面倒」「手間がかかって嫌だ」という気持ちになると思いませんか?

もちろん、この場合、必要以上に謝ったり、極端に低姿勢になる必要はありません。

あくまで対等な立場で、一緒に協力して仕事を進める為には、相手の忙しさや気持ちに配慮することが必要です。

こうすれば作業がスムーズにいくという事を、上手く相手に伝えることがコミュニケーション力であり、

そこから信頼関係が少しづつ進むのではないでしょうか?

 

投稿者プロフィール

寄能 寛子
寄能 寛子
日本産業カウンセラー協会認定・産業カウンセラー、中央労働災害防止協会認定・THP心理相談員、ジョブカード作成アドバイザー
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